書く仕事の手の内明かします - 機械翻訳も使います
私は書く仕事の過程で英語(やドイツ語)のニュースや論文を読むことが結構あります。翻訳してねという仕事もあります。
Google翻訳のような機械翻訳も使います。翻訳された文章をそのまま使うことはさすがにありませんが、この数年で機械翻訳の精度も上がっていて、一緒に仕事をする感じです。
英語でない言語、たとえばドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語などの文章を翻訳したい時には、英語が読める人であれば、直接日本語にするよりも英語にするのをおすすめします。多分言語構造的にプログラムが翻訳しやすい、機械翻訳の学習データセットが豊富でうまく翻訳できるといった事情があるのだと思います。
どんな風に使うかというと、英語の場合、複雑すぎる文章(特許、法律などハイパーかたい独自の文章)を解読する時に1文、多くても2-3文を機械翻訳にかけて日本語にしてみます。こうすると解読の糸口がつかめることがよくあります。
Google翻訳 「こんな感じじゃない?」
私 「あーたしかに」
何回も辞書を引く手間が省けるのも気に入っています。「あれれ?」というところは辞書を引き直したりはするのですが、それでもずいぶん助かります。
あとは、英語ではない外国語のニュースをざっくり読みたい時にも機械翻訳を使います。大抵英語のニュースが出ているのですが、ドイツに関するニュースだったりするとドイツ語の記事の方が依然豊富だったり深かったりするので。
それにしても機械翻訳の精度、よくなっていますね。これはもう本当にビッグデータと機械学習に感謝!の一言です。
そんなこんなの久しぶりの「書く仕事の手の内」シリーズでした :) 過去の回については以下からどうぞ:
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写真: お父ちゃん曰く今年は百何十年ぶりの寒い5月とのことで(ええー・・・)、まだのろのろハーブがとれるくらいですが、それでもやっぱり庭から台所に持ってきて食卓にのせられるのがうれしいです。