「コンテンツビジネスとしてのブロックチェーンの活用事例」のイベントに参加してきました。

in #japanese6 years ago

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昨日はイベントに参加してきました。

「コンテンツビジネスとしてのブロックチェーンの活用事例」

という事で、ALISからは安さん、Steemitから @moromaro さん、Primasから創業者の方がいらっしゃって、それぞれLTとパネルデスカッションでした。

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場所は、半蔵門のお洒落なオフィスビルのイベントスペースで行われました。

私は、電車の乗り継ぎが上手くいかず…しかも半蔵門を一旦通り過ぎてしまい戻ったので少し遅刻してしまいました。

150人以上集まっていたと思うのですが、なかなか広いスペースでした。

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それぞれのLTでは、各プロダクトの説明が主でした。

「ALIS」

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ALISとは
ALISとは、「信頼できる人々と記事にいち早く出会える」を提供価値とするソーシャルメディアプラットフォーム。
信頼できる記事を書いた人と、それをいち早く見つけた両者にトークンを配布することで上記実現を目指す。
現在登録制のクローズドβ版(https://alis.to)を稼働中であり、リリースしてわずか1ヶ月にして5000記事、10万いいね、70万PVを突破。

ALISはCEOの安さんによる話でしたが、印象的だったのは"decentralized"とブロックチェーンの未来を信じてICOをしてトークンエコノミーを発展させていきたいという思いでした。

質問があったので記載しておきます。

Q,ALISトークンの今後の展望は?
A,円では交換できない価値との交換手段として用いることができるようにしていく。
円と同じ土俵に立つと資本主義に飲まれてしまう。
30年間ゴミ拾いをしてきた人を救いたい。

「Primas」

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Primasとは
Primasは、Restoring Health to the Internetというミッションを元に、DTCP(分散型トラストコンテンツプロトコル)とそれに基づくコンテンツプラットフォーム(Dapp)を開発。
DTCPは、ブロックチェーンの技術によりインターネット全体の信頼性を底上げすることを目標とする。すでに実装されたPrimas Dappは、DTCPの初めてのアプリケーションとして、トークンインセンティブで良質なコンテンツが集まるプラットホームを目指す。

・インターネットを再構築するという、コンセプトでやっている。
・ブロックチェーンの技術を使って、信頼できる分散型のシステムを構築することで大手にも引けを取らない。
・トークンが大事で、インセンティブ設定によりコンテンツを良くしようという人が集まっている。

「Steemit」

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Steemitとは
Steemitとは、記事を書くと報酬として仮想通貨がもらえるブロックチェーンSNSサービス。
2016年3月のリリースから2年間で登録アカウント数は100万を突破し、総報酬額では40億円を超える規模となった世界最大のブロックチェーンSNSサービス。

@moromaro さんによるSteemit、STEEMのプレゼンは、安定していて分かりやすく流石としか言いようのないものでした。

Steemitの仕組みを説明しつつ、STEEMブロックチェーンを使ったアプリの紹介やSteemitでの活動を伝えて頂きました。

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コミュニティの事も紹介されてましたよ〜。

Steemitに関しては、また別の記事でも詳しく書いていければと思います。

「パネルディスカッション」

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パネルデスカッションでは、質問に対する回答が興味深いものがありました。

Q.どうやってマネタイズするのですか?

ALIS:「今は考えてない。優良な情報と場所をつくればそこに価値が集まる」

Primas:「会社の利益は、考えていない。非中央集権なので会社が権利を持っているというより、ユーザーにインセンティブがある」

Steemit「運営側ではないのであくまでユーザーの立場から。トークンを持つことで、キャピタルゲインがある」

Q.システムのどの部分に、ブロックチェーンを使っていますか?

ALIS:「トークンを発行する。配るという所にしか使ってない。ethのバプリックチェーン、プライベートチェーンを併用している。ethスケーリングの開発にかけている。
プライベートチェーンでやる時に、どこまでブロックチェーン上に乗せるのかは、模索中。」

Primas:「全てブロックチェーン上にある。」

Qトークンを発行することによる、ビジネス観点でのメリットデメリット

Steemit:「発行主の信頼が担保できるのか?がカギ。ビジネスの参加者がいなくなるとデメリットとなる」

ALIS:「価値と報酬を紐付けられる。デメリットは、日本の税制と法律がガチガチになるというリスクがある。自分たちで解決しなければいけない問題が多い。」

Primas:「コミュニティのセルフマネジメントができるのがメリット。」

Q.なぜブロックチェーンである必要があるのか?

AILS:「decentralizedな世界を信じているから。パブリックをすすめているethが1番分散的でブロックチェーンを使う意味はそこにあるから」

Primas:「分散化とトークンエコノミーは、他の仕組みではできないので」

Steemit:「開発者はDAOの可能性を感じて追求している。自分の記事がブロックチェーンにそのまま残る。」

まとめ

今回は、実装しているプロダクトの現状が聞けたので有意義な時間となりました。

トークエコノミーは始まって間もないですから現在は、不確定なことも多くプロダクトの開発側からしても試行錯誤している印象もありましたが、

ブロックチェーンやテクノロジーの進化と共にプロダクトも改善したり新しく開発されたりする時期にきている気がします。

Life goes on! @crypto.hack
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IPPONグランプリが紹介されているw

されていたような、されていなかったような…w

あぁ、直前に急用が入り、行けませんでした! 行きたかった!

そうでしたか〜‼︎
凄く人が来ていましたよ(^^)

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