大衆を興奮させる値動きとはどんなパターン??
ラリー・ウィリアムズ氏は今年75歳、日本でも著書が出版されているので、皆さんの中にも氏の本を読んだことがある人たちがいることでしょう。
ラリー・ウィリアムズ(Larry Williams、1942年10月6日 - )はアメリカの有名な投資家・投機家。ウィリアムズ%R(W%R)などの数多くの投資手法を発案した。1987年のロビンスカップで11376%(113.76倍)の驚異的リターンを出し優勝し世界にその名をとどろかせた、未だにこの記録は破られていない。数多くの投資手法を持っており、セミナーに参加した人だけに伝授する方法もある。タートルズのラッセル・サンズとは親交がある。オレゴン大学卒業。(ウィキペディアから抜粋)
ウィリアムズ氏の言葉で、特によく覚えているのはこれです。
大衆が興奮する値動きについての説明です。要素は2つあります。
・終値は前日の高値より高い
二番目の条件は必須ではありませんが、これがあると、大衆は更に強気になります。
・レンジ(横ばいゾーン)からブレイクアウト
取引終了まで、まだ1時間半以上残っていますが、一番目の条件を満たす銘柄は現在1215もあります。一例は、人気株のアマゾンです。
このままの状態で大引けを迎えると、今日の終値は、前日の高値を上回っての終了となります(1)。ウィリアムズ氏の言葉を借りると、このような値動きは大衆を飛びつかせる「エサ」となります。
インテュイティブ・サージカルは、大引けまでに、2つの条件が揃う可能性があります。
もしレンジの上限を突破して今日の取引を終了すると、インテュイティブ・サージカルは上場来高値更新となり、多くの個人投資家たちに注目されることになるでしょう。
余談になりますが、ラリー・ウィリアムズ氏の娘さんは、1997年のロビンスカップで約10倍のリターンを出して優勝しています。正に、トレード一家ですね。