RPA導入を検討する際の大事なポイント

in #japanese6 years ago

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 最近よく「RPAだ、オートメーションだ、自動化だ」という言葉を耳にしてはいないだろうか?近年日本において転職が当たり前になりつつあり、労働人口減少は確実、社内の作業効率改善を目指す。これらは実は、どれもがRPAと関係している。というのも、「ロボットで作業を自動化。なおかつAIを搭載することで、勝手にドンドン賢くなっていく」が実現するなら、担当者が転職する心配なし、必要な労働力が減る、作業が早くなる、が達成されるからだ。でも実際、とりあえずRPAを導入すればなんとか上手くいくものなのだろうか?今回はここに焦点を当てたいと思う。

RPAを導入するか検討すべきポイント

・RPAに向く業務は何か理解した上で、社内に当てはめる
一般的には、定期的に繰り返す業務、処理データ数が多い業務、単純作業が多い業務がRPAに向いていると言われている。

・選定した業務のうち、どれを自動化し、どれをしないかを切り分ける
機械が作業してくれると言っても、彼らが全判断をできる訳ではない。RPAによって、できる判断・作業レベルが異なってくるので、ここの見極めは大事である。

・自社に適したRPAはどれか見極める
恐らくこれが一番大変だと思う。RPAツールを提供している会社は今日、山ほどあり、この中から自社に合ったツールを見つけるのは至難の技といえる。更にIT部門の人間だけでは不十分で、選定した業務のエキスパートとの連携が大事になる、というかこれが肝である。

・誰がRPA導入の統括者になるかを明確にする
RPAは特段専門知識を必要とされるものではない。だからこそ、統括者を最初に決めておかないと、後々に導入プロセスが遅滞するという新たな生産力低下要因となりかねない。


さて、RPA導入にあたってのポイントをまとめてみたが、上記以外にも大切な事は沢山ある。例えば、導入予定のRPAができないことをしっかりと理解する、初期費用や運営費用の見積もりなどです。
そういえば、「RPAツールや、自動化システムの導入が人間の仕事を奪う」みたいな事をよく聞くが、私はこの解釈は間違いだと思う。そもそも今流行りのRPAのほとんどには、人間の仕事を奪う程の力はない。あくまで、


特別なスキルを必要としない仕事をツールが、正確に効率よくこなしてくれる


というものである。そしてこれにより人間は、よりクリエイティブな、また複雑な仕事に集中できるようになる。つまり、人間の生産性が向上するのだ。

ここまで書いてみたが、そもそもRPAの事がいまいち分からない、本当に導入することで役に立つのかと思われている方もいるだろう。そんな方には、WorkFusionというRPAツール会社より提供されている完全無料のRPA Expressがおすすめだ。他にも無料を謳っている所は多々あるが、個人的にはここが機能面、インターフェイスの見やすさといった点でオススメである。

また、何か質問があれば、コメント欄にてお願いします。

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ハイ、こんにちは@micchi500さん、お元気ですか? 私はUPVOTEです..(これはWITNESSとして、日本語のSTEEMITコミュニティへのわずかな貢献です。)

@puncakbukitさん、ありがとうございます :)

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