梅雨が明けた庭
静岡も梅雨が明けました。
例年より12日早いのだそうです。
いよいよ夏本番。
暑さが苦手な私にはあまり嬉しくない季節の到来です。
人間は雨が続けば「もうウンザリ」と文句を言い、暑さがやってくれば「寒い方がいい」と勝手な事を言っているけれど、
庭に出てみると、自然は何も言わず粛々と歩みを進めていることにいつも驚かされます。
シャスターデイジー
アガパンサス
柿の木に寄生しているセッコク
目線を上に向けてみると、
娘が生まれた記念に植えた甘夏と
そして同じ時に植えた伊予柑
どちらにも直径6㌢程の実がたくさん付いています。
甘夏は毎年食べきれない程実るので、あちこちにおすそ分けするのですが、今年はそれでもなくならず、最後は夫がジューサーで絞ってジュースにしていました。
伊予柑はもっと摘果した方が大きな実ができるということで、夫が時々実を落としています。
柑橘類は摘果の手間がかかりますが、柿は自然に落ちるため手間が省けます。
大きくなれない実はちょうど今頃の時期に自然と落下します。
これを『生理落果』というのだそうです。
生理落果は,着果過多を防ぎ,樹体を健全に維持するために柿樹が自然調節するといえる淘汰現象
もちろんより大きな柿を作るために、栽培農家の方は更に摘果をするようですが、我が家は自然に任せています。
この先、暑い暑い夏が過ぎてようやく涼しくなる季節になると柿が、そして冬を過ぎると伊予柑が、春には甘夏が収穫できます。
庭の景色の変化で季節の移ろいを知る…いつもそんな感じ。
義父が逝って半年。
義父が植えた千両に今年もたくさん実が付きました。冬には真っ赤な色を付けてくれることでしょう。
#301
寄生してるセッコク?
かわいいですね~。
柿の木に影響はないのですか?
正確には寄生ではなく着生のようです。
着生は木の表面の水分をわずかにいただくだけらしいので、柿の木に影響はないみたいです。
まだ梅雨明けてなかったんですね。関東は6月からさっさと梅雨明けしてしまって、今年は水不足が怖いです。
暑さに体が堪えてくるようになりましたが、やっぱり夏は特別で好きです。