[EN/JP]Tea lecture at junior high school/中学校でお茶講座
I did a tea lecture for first graders at Okabe Junior High School in Fujieda City.
This school has 3 classes for first graders. 73 students. It is a small school. I took a lecture in 50 minutes for each class three times.
I did a tea lecture at elementary school many times, but the junior high school was the first time.
I made the content of the lecture a bit difficult for junior high school students.
First of all, I explained how theanine catechin caffeine which is a component of tea dissolves in hot water.
藤枝市の岡部中学校でお茶講座をやりました。対象は1年生。
1年生は73人、3クラスの小さな学校です。各クラスで50分の授業を3つ。
小学校のお茶講座は何回もやりましたが、中学校は初めてです。
内容はちょっと高度に・・・
まず最初に、お茶の成分のテアニン カテキン カフェイン の溶け出し方の説明をしました。
Theanine of sweet and umami ingredients melts out regardless of temperature, while catechins of astringent ingredients and caffeine of a bitterness ingredient dissolve out as the temperature rises.
So I let students understand that the taste of tea will change by changing the temperature of hot water, and then I entered the method of brewing.
Children who never have tea pots also participated happily.
Some children accustomed to drinking PET bottle tea on a daily basis were bitter and could not be drunk. However, they seemed to understand that there is a difference between the taste of tea brewed with teapot and the taste of tea of PET bottle.
甘味・旨味の成分 テアニンは温度に関係なく溶け出しますが、渋味のカテキン 苦味のカフェインは温度が高いほど溶け出す成分です。
なので、お湯の温度を変えることでお茶の味が変わってくることを理解してもらってから、淹れ方実習に入りました。
普段急須を持つことのない子達も、実習は楽しそうに参加してくれました。
日頃ペットボトルのお茶を飲み慣れている子供たちの中には、渋味が強くて飲めないという子もいたけれど、急須で淹れたお茶とペットボトルのお茶では味に違いがあることはわかってくれたようです。
After practice I said what I really wanted to say. That is to make tea with teapot because it is a Japanese culture and I want you to tell this to the future.
And since Okabe is the production center for Gyokuro and Matcha, which is representative of Shizuoka, I told them that I want them to take pride in local tea.
I hope they will be a nice person who can make delicious tea using teapots and tea cereals.
Some of them were listening seriously. Someday I thought it would be nice to have a child remembering this lecture.
実習の後は私が本当に言いたいこと・・・急須でお茶を淹れるって事は日本の文化だからこれを未来に伝えていってほしいってことと
岡部は静岡を代表する玉露と抹茶の産地。地元のお茶に誇りを持って、急須で茶筅で美味しいお茶を淹れる事が出来る素敵な人になってほしいってことを伝えました。
真剣に聴いてくれていた子もいました。いつかこの講座を思い出してくれる子がいたら嬉しいな(^-^*)
#256
こういう講師もなさるのですね(´ω`)
お茶大国ならではで面白いです。
たしかにペットボトルと急須は違いすぎますね。
は~い。日本茶インストラクターの大事な仕事の1つなんですよ。ペットボトル茶を否定はしませんが、急須の文化をなくしたくないですからね。
きっと中学生にとって、心に残る講座だったでしょうね^_^ お茶🍵は本当に美味しいですし、大事な文化ですね。
こっちがびっくりするほどまっすぐな目をして聴いてくれていたので、心に落ちたかなとは思いました。お茶に興味を持ってくれると嬉しいのですが。
生まれ育った土地に、その土地ならではの深い歴史や高い文化があって、そしてそれをきちんと意識して取り入れて生活することは人格形成にとても影響すると思います。
今日日、家庭でゆっくりお茶をいれる習慣がなくても、こういう講座を一回でも受ければ、風穴になって自分が居る世界に気づいて広がるきっかけになるので、ほんと@sumi さん素晴らしい活動をされてます。パチパチパチパチ
実は身近に素晴らしい文化と歴史、誇れる事柄があることに気づいて欲しいという思いがあって、そこに力が入りました^^;
バリスタなんていうと凄くカッコイイ響きがありますが、お茶を美味しく淹れることも同じ事。静岡ではお茶はあまりに近くにありすぎて価値を見出しにくい感じがありますね。
@sumiさんほんといろんなことされてますね〜
お茶の魅力が子供達に伝えることが出来てよかったですね!
私もお茶農家に生まれ育っているので、お茶は身近すぎて魅力に気づかずに来ました。でも面白いもので、抹茶道、煎茶道、日本茶インストラクター、紅茶コーディネーターと今やお茶まみれです(;゚д゚)
子供たちもいつか気づいてくれるのではと期待します。
ペットボトルのお茶と、自分で急須で入れたお茶の違い…とっても心に残ったのではないかと思います。
お茶を淹れるということは味の点だけでなく茶器の扱いや、心を込めること、その時間を楽しむことなどいろんな要素があるので、それに気づいて欲しいと思います。