私がsteemitを始めた理由

in #japanese6 years ago (edited)

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みなさんこんにちは。

暗号通貨、ブロックチェーンの盛り上がりに並行して、steemitも海外を中心に人気が出始めていますね。私も最近steemitでの投稿を始めましたが、steemitには個人的に期待してる部分も多く、もっとsteemitのような仕組みが広まるといいなと思っています。

今回はそんな私がsteemitを始めた経緯と、期待している部分などを書いていこうと思います。
 

従来のWebメディアが配信する記事の質に対する疑問

私は旅行が好きで、以前訪日外国人旅行者向けに英語で日本の観光情報を伝えるメディアを運営していたことがあります。

しかし、観光メディア含め、ほとんどのメディアは「広告モデル」という、アドテクノロジー、純広、ネイティブアドなどの「広告主を優先せざるを得ない」ビジネスモデルに依存している状況です。これはどういう結果を生み出すかというと、本当に知られるべき、素晴らしい観光体験や施設がある場所が紹介されにくく、資金力を持ち、高度なPRを行いうまくユーザーを引き込みたいとする会社や広告主の利益に相反しないような設計がなされがちになります。

これは収益を稼ぐ必要がある場合には仕方ないことですが、メディアとしての信用、質、ユーザビリティが損なわれかねません。広告主優先の流れは、メディアの発信側も、読み手の一般ユーザーどちらも得をしないですよね。現状のWebメディアは、ただでさえ収益性が低いと言う状況で、この流れは止めにくいでしょう。
 
 
このビジネスモデルの打開策として、私はnoteというサービスに共感を覚えました。
 
 
メディアの収益構造というのは、企業からお金をもらうか、読者からお金をもらうか、その二択です。noteの場合は、ペイウォール課金で「読者」からお金をもらおうとするモデルに切り替えました。投稿者を「クリエイター」と呼び、質を担保できるような設計にしています。読者に課金をしてもらうのはハードルは高いですが、これは素晴らしい試みだと思っています。

しかし、記事が100円や50円だとしても、日本円を支払うことには多少躊躇してしまう方も多いと思います。
 
このような状況の中で、ブロックチェーンを基盤としたトークンモデルを構築することで、広告収益に依らない記事の収益化を目指す「Steemit」の存在をとある記事で見つけた時、これはある種WEBメディア業界における「革命」だと思いました。

日本国内でも、Alisのような、steemitと同様のコンセプトで動いているプロジェクトを伺うと、今後のメディア事業者が取り組む際の指標や考え方が変わっていくように思えます。

 

良い記事を書けば、多くの良い評価が集まり、収益につながる


まず、収益モデルとして「広告」を排除できるようになったのはすごいことです。
これによって各投稿者が感じる面白いこと、感動したことなどを誰にも邪魔されず自由に投稿でき、さらにそこからお金(=トークン)を得られるようになったのです。そして、その記事に対して、良い記事だと判断したユーザーは「投票」や「コメント」をすることもでき、投票者自身も、報酬を受け取ることができ、良い記事に投票やコメントをすればするほど報酬額が高くなります。

Steemitのトークンモデルは非常に良くできていて、良いコンテンツを生み出すための循環させる仕組みができています。

今後このようなブロックチェーンベースのメディア基盤が確立していけば、より良質で、SEOや広告に頼らない、真に質を重視しなければいけない情報社会が到来する未来に期待しています。

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私自身も、直接コンテンツが評価され、その評価に基づき報酬決定がされるというのが、シンプルで良いなと思い、始めました!
これからどうぞよろしくお願いいたします(^O^)

コメント有難うございます!メディアの収益モデルである広告モデルはもはや困難と言わざる得ないと思います。そんな中で、steemitが動画やメディアのプラットフォームになる日はそう遠くはないかもしれませんね!こちらこそ宜しくお願いします!

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