IKEAレストランでは現在、「ザリガニフェア」が開催中です。

スウェーデンの夏の風物詩・ザリガニが、今年もイケアレストランにやってきます。この夏は特製のジャンバラヤに乗せてお届け。香ばしいケイジャンスパイスのきいたジャンバラヤと、美味しく茹で上がったザリガニの組み合わせは、夏にぴったり。もちろん、ザリガニ単品でも召し上がれます。家族や友人と一緒に、期間限定の味をお楽しみください。

スウェーデンではもともとザリガニ漁がさかんで、19世紀には高級食材としてヨーロッパ各国に大量に輸出されていたそうですが、乱獲で生息数が減少し、ザリガニ漁は8月・9月の2ヶ月間のみに限定されることになりました。こうしてスウェーデンでは、ザリガニ漁が解禁になる8月に「ザリガニパーティー」を開く習慣が生まれたのだそうです。それにちなんで、IKEAレストランでは8月にザリガニを使ったメニューを販売するのが恒例になっています。

今年のメニューは「ザリガニジャンバラヤ」（去年は「ザリガニパエリア」でした）。シンプルに塩茹でしただけの「ザリガニプレート」は去年と同じです。

「ザリガニなんておいしいの？」という方もいるのではないでしょうか。特に「子供の頃、近所のドブ川で釣ったザリガニを食べた」という人には悪いイメージしかないかもしれません。しかし、そのイメージは捨ててください。その臭みはザリガニのせいではなく、ドブ川のせいです。上述のとおり、かつては高級食材としてヨーロッパ中で賞味されたくらいですから、まずいわけがありません。

ただ、欠点は食べるのが大変だということです。なにしろ硬い殻をひとつずつ剥いて食べないといけないので手間と時間がかかる上に、得られる身の量が少ないです。

この時間と手間をコストと考えれば、正直、「コストパフォーマンス」は悪いかもしれませんが、この手間も含めて年に1回のお祭りと考えるのが正しい楽しみ方でしょう。

味は、クルマエビとは少し違います。シャコに近いかなと思います。カニっぽさも少し感じます。当然、臭みは全くありません。「ザリガニプレート」の塩加減が絶妙ですが、塩茹でしただけでこれだけ美味しいということは、素材自体にうまみがあるということなのでしょう。

そういうわけで、いつもの食事より時間はかかりましたが、無事完食。これが格闘の跡です。

来年もまたザリガニフェアには来たいと思います。殻剥きが大変なザリガニですが、唐揚げにすると殻ごと食べられるそうなので、来年のメニューは「ザリガニの唐揚げ」を加えてくれないかなあと思っています。

今年のザリガニフェアは8月19日（日）まで開催されています。お近くにIKEAのある方は、一度ザリガニの味を体験されてみてはいかがでしょうか。

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グルメ情報

IKEA神戸　イケアレストラン

日本、〒650-0046 兵庫県神戸市中央区港島中町８丁目８−７−１

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IKEAの夏、ザリガニの夏

こちらの投稿は　Tasteemのコンテスト
あなたのおいしい夏グルメを紹介しように 応募されたものです。

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