らくらくホンは楽々でなかった

シニア向けという位置づけにあると思うドコモのらくらくホンを触る機会がありました。
らくらくホンは触った事がなかったので、どう楽々なのかと思い操作してみると、、決して楽々ではなかった。

まず、どう言った視点から見ると楽々なのか。そこを考えると、楽々ではない普通の携帯電話に比べると楽々であって、初めて使う人や普通の携帯電話は機能が多すぎて分からない、もっと簡単なのはないの？と思っている人にとっては、決して楽々ではありません。

普通の携帯電話を使いこなしている人が、操作が面倒くさいなど思っていたとしたら、それは、らくらくホンに変えたら楽々になるのではないかと思います。

しかし、初めて使う人や普通の携帯電話が楽々ではないと感じている人にとっては、ハードルの高さは変わらないということになると思います。

つまり、戦略として

携帯電話を使いこなしているあなた、もっとシンプルかつスマートにしませんか？
らくらくホンは、使用頻度の低い機能を徹底的に省き、よく使うものだけを集めた無駄のないシンプルな携帯電話です。

とすれば、良かったのではないかと思います。

でも、らくらくホンと同じコンセプト？で、シニア向けという様に作るとなると、ゼロから、らくらくホン向けオリジナルROMを作ることになるだろうから、コスト的に無理だとは思います。
携帯電話のROMは、旧機種からの引き継ぎでベースROMがあることが殆どでしょうから、そこから削ぎ落とすとなるとUIに変化を加えるなんて事もできないでしょうね。