映画【手紙】〜犯罪者の家族の物語〜

昨日の記事
子どもが被害者となってしまう事件について
で紹介した東野圭吾さん原作の『手紙』ですが、無性にもう一度観たくなって視聴しました。

山田孝之さん、沢尻エリカさん、玉山鉄二さん、吹石一恵さん などキャストも良いのでおススメです。

さて、このお話は昨日紹介したように
兄弟2人暮らしの兄が生活苦の中、弟の進学のためのお金目的に空き巣に入ったところ住人を殺めてしまい、その後に残された弟がどのような境遇でどのような想いで生活していくか
を描いたストーリーです

その話の中で、犯罪者の弟として生きていく主人公に対して放たれる言葉の中に重い言葉がありました。
「君はお兄さんのせいで不当な差別をされていると思っているのか？納得できないだろうが、君への差別は当然のことなんだ。誰だって犯罪に近い人からは距離を置きたい。それが自然な人間の心なんだ。君はとても苦しんでいるだろう。ただ、その苦しみも含めてお兄さんの罪なんだ。差別のない場所を探すんじゃない。君はここで生きていくんだ」

犯罪を犯した人は、周りの方の差別や苦しみも含めた罪を背負っていく事になる.

この事を多少なりとも想像できれば世の中の犯罪は多少なり抑止できると改めて思いました。

※この映画、Amazon Prime Videoなどで視聴できますので、ご興味ある方は是非