レシート買取サービス『one』に見るトークンエコノミーの課題

in #japanese6 years ago

皆さん、『one』ってサービス知ってますか?

数ヶ月前にレシートを写メで撮って送るだけでお金がもらえるサービスをローンチするも開始16時間でサービス停止したことでメディアを騒がしたアレです。

CEOが若干17歳ということでも話題になりましたね。

その後事前登録予約してる人から順次登録再開されており、僕のところにもメールが届いたので登録してみました。

サービスの内容や今までの経緯はこちらでよくまとめられています↓

https://www.businessinsider.jp/post-175983

●ざっとアプリ内の画像で紹介

トップ画面
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画像買取には
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商品ジャンル指定のものや名刺、

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有名ブランドや動物病院のレシートまで、ラインナップがあります。

僕も自分の情報を売ってみました。

何を売ったかは、ひ・み・つ

さて、そうするとすぐに売り上げが繁栄します↓
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売り上げは銀行口座を登録すれば現金化できますし(手数料かかります)
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アプリ内で色々なものと交換ができます↓
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けっこうな種類がありますね。

『one』のサービス紹介はこのぐらいにして、

皆さんお気づきかもしれませんが、このサービスもトークンエコノミーじゃないですか?

この世の中の多くのサービスが実際はトークンエコノミーと言えるのかもしれません。

それら全てに共通して言えることは、継続発展する為に必要不可欠な2つを用意することだと思います。

そう、「入口」と「出口」です。

『one』の場合は、

入口が“情報を売ってお金が手に入る”

出口が“様々な商品と交換できる”

ことです。

そして出入口を用意する為の資金をone運営側は、手に入れた情報を欲しい企業に渡すことで手に入れています。

けっこうコレが大変なことなんですよね。

『one』の場合、17歳の若者がサービス運営していること、そしてサービス開始すぐにサービス停止したことがメディアに取り上げれ注目されたことがラッキーだったのかもしれません。

この出入口を整備することはクリプト系サービスでもとっても重要です。

むしろ出口を作るのは一般サービスよりもずっとハードルが高い。

際たる障害は仮想通貨払いを受ける側のリスクです。

●そのままで使い道が少ない。

●価格変動が激しい

●複雑な税制

厳し〜い。

ブロックチェーン・仮想通貨をビジネスに取り入れませんか?と提案しているのだけれど、これらの点がネックになってなかなか話が進みません。

提案ですぐ思いつくのが飲食店に仮想通貨決済導入しませんか?

だけれど、これはかなり(現状では)無理がある。

※導入してくださってるお店はほんと神様です。ありがとうございます。

そこで最近僕は方向転換しています。

●ブロックチェーン・仮想通貨と意識させないような仕組みにする。

●仕入れが発生しないモノやサービスを扱うように提案する。

こんなことを意識しながら、

普段名古屋に住んでいるんですが、実現のために東京や大阪、岐阜を行ったり来たりしながら協力者や関係者、パートナーと打ち合わせや提案してます。

キャッシュポイントが遠いので交通費とか大変だけど、まあ行った先々での飲食や出来事をブログで書いて補填しようと思ってます(今やってる、笑)。

案件を公表できるようになったら報告していこうと思うので応援よろしくお願いします。

oneは経営者が17歳ということもあり成功して欲しいな。

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