ベーシック・インカム制度は働くモチベーションを無くすのでしょうか
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ベーシック・インカムという言葉を初めて聞いたのは数年ほど前です。将来に、ロボットや人口知能の普及によって、失業者が大量に増えるので、社会秩序を維持するために、政府は彼らにお金を無償で支給するという予測が多いです。でも、その制度はすでに、某ヨーロッパの国で実験的に実施しています。
最近、フィンランドは「ベーシックインカム実験」の中断について発表しました。実験の内容を簡単に説明すると、失業者の2000人は2年の間で政府から毎月560ユーロ(約7万4000円)を受けていました。その実験の目標は、失業した後のストレス感を緩和させて、新しい仕事を見つけるように状況を作るということでした。しかし、実験の結果によると、失業者はストレス感の緩和を確認したものの、就職活動を促すことができなかったとのことです。
個人的に、失業者のストレスを解消することはいいことだと思いますが、お金よりクーポン券やサービス券などを支給した方がよいと思います。お金を無償で支給すれば、仕事を見つける動機がなくなり、モチベーションも下がってしまいます。今の段階で、ベーシック・インカム制度は粗く、色々調整が必要だと思います。もしかして、そういった理由で、フィンランドは「ベーシックインカム実験」を中断して、今後、新しい仕組みを導入する予定があるかもしれません。
4日前に @clayopさんも記事を投稿されていましたが、Steemに熱心な方は ベーシックインカムにも興味を持たれているケースが結構あるイメージがあります。そして、私もその1人です。
今回の @tama.alinさんの記事にあるように、色々な実験を行い、磨かれて行ってほしいです。
https://steemit.com/witness-category/@clayop/plans-for-basic-income-with-verification-on-steem
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コメントありがとうございます。
とても興味深い記事を紹介して頂きありがとうございます。
ベーシック・インカム制度はまだ発展途上の仕組みであると思いますが、将来的に、普及する可能性が高いと思います。