Japanese Soulquarians, 中村佳穂 “きっとね！”

Hello Steemians.

今回ご紹介するのは、中村佳穂 “きっとね！” です。

中村佳穂（Kaho Nakamura）は、京都出身のミュージシャン。ソロ、バンド（中村佳穂BAND）など様々な形態で活動しています。

“きっとね！”（Kittone: The meaning of "I'm sure" in English） は、自身のレーベル、AINOUからリリースしたファースト・フル・アルバム『AINOU』からのシングル・カット曲です。

サウンドは、ディアンジェロ（D'Angelo）の “Feel Like Makin’ Love” や、コモン（Common）の “The Light” など、2000年頃のネオ・ソウル（Neo Soul）の影響が強く現れたヒップホップ調。男女の微妙な恋愛関係と、Jディラ（J Dilla）を彷彿とさせるビートのズレがシンクロしたような独特な歌詞が印象的です。

きっとね！秘密は多い方が
どうだろう！優しくなれるかも
いつかね！思い出した時に
苦しいくらいが丁度いいの

D’Angelo - Feel Like Makin’ Love

2000年のアルバム『Voodoo』に収録されたロバータ・フラック（Roberta Flack）のカバー。J Dillaがプロデュース。

Common - The Light

2000年のアルバム『Like Water for Chocolate』に収録。J Dillaがプロデュースを手がけ、ボビー・コールドウェル（Bobby Caldwell）の”Open Your Eyes” をサンプリング。

日本で人気のシンガーソングライター、米津玄師（Kenshi Yonezu）も“きっとね！”を聴いて「さいこー（Best）」とツイートしています。

さいこー。

中村佳穂 "きっとね！" (Official Music Video) https://t.co/HzESeSwL0N

米津玄師　ハチ (@hachi_08) January 9, 2019

『AINOU』には、レミ街（荒木正比呂、深谷雄一）、小西遼（CRCK/LCKS）、西田修大（吉田ヨウヘイgroup）、MASAHIRO KITAGAWAなどが参加。ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文が、新進気鋭のミュージシャンが制作したアルバムに送るために立ち上げた作品賞『Apple Vinegar Music Award 2019』で大賞を受賞しています。
http://www.applevinegarmusicaward.com/

🎧 Track Data
Song: きっとね！
Artist: 中村佳穂
Album: AINOU
Released: 2018
Label: AINOU

Similar Artists: Erykah Badu, Laura Mvula, 矢野顕子（Akiko Yano）

I am writing an article for the purpose of transmitting to the world Japanese music that has been evolving uniquely. We will introduce some of Japan's great artists such as city pop, rock, dance and J-Pop. Please follow my account if you like.