Update J-Pop, King Gnu “白日"

in #music5 years ago

Hello Steemians.

今回ご紹介するのは、King Gnu “白日” です。

King Gnu(キング・ヌー)は、2017年に結成された日本のミクスチャーロックバンドです。全ての楽曲の作詞作曲を担当している常田大希(Daiki Tsuneta: Vo, Gt)は、millennium paradeとしても活動している他、米津玄師の大ヒットアルバム『BOOTLEG』にも参加しています。

“白日”(Hakujitsu: The meaning of "be brought to light" in English) は、テレビドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』の主題歌として書き下ろされました。

ピアノの伴奏と井口理(Satoru Iguchi)のファルセットが息を飲むように美しい前半、ファンクをベースにしたリズム隊と常田の低音ボーカルが加わる中盤、一聴しただけでKing Gnuだと分かるとキャッチーなメロディが畳み掛けるパートと、ワンコーラスに3つのパートで構成されています。

この3つのパートを違和感なく融合する常田のプロデュース能力が素晴らしいと思います。Eddie Hazel(Funkadelic)を彷彿とさせる常田のギター・ソロも聴きどころです。

さらに凄いのが歌詞です。表面的には男女の恋愛の縺れのように読めますが、「白日」
白=White➡︎雪や、「犯した罪を知る」「誰かのために生きるなら」「今日だけは全てを隠してくれ」「曖昧なサインを見落として」など、ドラマのテーマでもある「冤罪」とのダブル・ミーニングの意味合いが随所に隠されています。

Mother Earth - Jesse

Acid Jazz Recordsより1993年にリリースされた『The People Tree』に収録。男女の掛け合いボーカルやストリングスを加えて壮大なサウンドを展開。

Funkadelic - Maggot Brain

1971年のアルバム『Maggot Brain』のタイトル・トラック。全編でフューチャーされたEddie Hazelのギターが官能的。

Earth, Wind & Fire - That’s the Way of the World

1975年のアルバム『That’s the Way of the World』のタイトルトラック。フィリップ・ベイリー(Philip Bailey)のファルセットと、モーリス・ホワイト(Maurice White)のツイン・ボーカルが魅力的な名作。

🎧 Track Data
Song: 白日
Artist: King Gnu
Album:
Released: 2019
Label: Ariola Japan

Similar Artists: Prince, Tempalay, Suchmos

I am writing an article for the purpose of transmitting to the world Japanese music that has been evolving uniquely. We will introduce some of Japan's great artists such as city pop, rock, dance and J-Pop. Please follow my account if you like.

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