会津→東京→関西へ

今回は先生が先に車で帰ってしまったので、久しぶりに電車で村を離れることになりました。最寄り駅は会津鉄道の「会津田島駅」。村からは1日3本のバスで50分くらい掛かるんですが、今回は村の友人が駅まで車で送ってくれました。

@aitommylrさんが先日@steemit-jpさんのコンテスト「お気に入りの風景」で書かれてましたけど、私も実は「なんちゃって鉄子」みたいなところがあります。元々旅が好きで乗り物好きではありますけど、特にこの会津鉄道〜日光鬼怒川線を経由して東京へ下るこの路線に、いつも心をくすぶられます。実は私もコンテストに向けて書き始めた記事があったんですけど、間に合わなくてちょっと残念でした＾＾；　また別の機会に書きたいと思います。

さてこの鉄道、3路線が相互乗り入れしている関係か、切符を買うのに結構難儀することがあって、特に東武鉄道日光・鬼怒川線の特急スペーシア（けごん・きぬ）やリバティなんていう特急に乗る場合は、会津田島駅や途中の駅での事前予約はできないため「東武トップツアーズ」という東武鉄道の旅行代理店かどこかへ出掛けて特急券を入手する必要があるなど、関西人の私にはなかなか苦労が多い路線でもあります。この特急券が売り切れると、立って乗ることも許されないので、新緑の時期や夏休み、特に紅葉の時期には本当にハラハラさせられる路線でもあります。

でも今回は東京から関西までは夜行バスだったこともあって、急ぐ旅でもなし、特急は使わずに4時間掛けて東京まで戻ることにしました。以前は少し違うルートで浅草まで戻っていたんですけど、最近は新今市を経由して少し早く到着できるようになったように思います。

こちらが電車です。こんなローカル電車は扉が後ろだけしか開かないなんてこともよくあるので、地元の人の近くにいて様子を伺います＾＾。電車は比較的空いていて、特急並みの席番がある車両にも関わらず自由に快適に過ごすことができました。この路線は長旅なので、もちろんお手洗いも車内にあります。

鬼怒川温泉が近くなるとこんな景色を眼下に楽しめます。この路線は川治温泉駅など、○○温泉駅という宿泊施設もなさそうな秘境温泉をとおる路線としても有名です。温泉好きな方にはオススメです。私も死ぬまでには？各駅で降りて温泉を楽しんでみたいです＾＾*

そうしているうちに、栃木県を過ぎ、埼玉県に入り少しずつ人の乗り降りも活発になって東京へ向かいます。東京に入る頃には帰宅ラッシュ、少しずつ会社員風の人たちが乗り込んで来ると、今までモンペを履いて手ぬぐいを頭に被って過ごしてきた身としては（村びとと同じ格好をするとホントにそうなります）、なんと言いますか、都会へ上って来たと言うか、下界に降りてきたというか、なんとも言えない気持ちになります。「おら東京さ行くだ」ってまさにこんな気分だなって思いましたよ。

東京では長い知人に会ってお喋りすることで、何となく村から出てきたギャップが取り除かれたと言いますか、少し安心して日常生活に戻れるような気になってきました。面白いもんですね。

貧乏旅行なので片側2列ずつの4席のバスを利用しました。戻った日に仕事がある時は3列の独立シートにしてましたけど、今回は4席。女性限定席を利用したこともあって、お尻は痛かったけど思ったより快適でした。以前はとてもしんどく感じたんですけど、ヨーロッパへ12時間、空の上の狭い空間で我慢することに比べたら、地上を走る快適な乗り物だったんだとなんだか認識を改めた気分です。JRバスは車掌さんの教育も行き届いているようで、日本的な細かいサービスのアナウンスにも感銘を受けながら（降車後の駅付近はゴミ箱が少ないので、ゴミは遠慮なさらずに置いて降りて下さいなんてw　凄すぎます＾＾；）、今回の旅を締めくくらせて戴きました。荷物が多いので東京から奈良まで直接帰れるのもありがたかったです。

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余談ですが、実は昭和村から会津川口駅まで出て、JR只見（ただみ）線という路線で新潟県魚沼市経由、京都までバスで戻るという手もあるんですが、只見線の一部が2011年7月の新潟・福島豪雨の影響でまだ復旧していないため、かなり遠回りをしないと新潟まで出ることができません。只見線といえば、鉄っちゃんたちに愛される続ける景色が素晴らしいローカル線。只見線のことはまたちょっと書ければと思ってますけど、2021年を目処に全線が復旧するとか何とか。今は一部代替バスで運用しているそうですが、バスは冬期は走りません。

只見線についてはこちらの魚沼市観光協会さんが詳しく紹介されていますので、もし良かったら見てみてくださいね。
魚沼市観光協会ホームページ　→　こちら

何だかまとまりがない記事になりましたけど＾＾；　まだ記事を書くモードに戻れていないので、少しずつ復帰して行きたいと思います。読んで戴いてありがとうございました。

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